一生に一度は行きたい街
フレンチポリネシアの首都であるパペーテの街は、1818年にイギリス人宣教師ウィリアム・クックによって築かれました。1827年にポマレ王朝の女王、ポマレ4世がこの地に王宮を建設したのを機に、この海沿いの小さな街は首都としての発展を遂げていくことになります。
パペーテはマルシェ中心に動いていると言ってもいいほど、いつも賑わっているマルシェ。とてもカラフルで民芸品店もたくさんあり、ここへ来ればこの街の「いま」が分かります。街の活気が感じられるこのマルシェには、野菜や果物、魚や花はもちろん、彫刻やタヒチアンキルト、アクセサリー、バスケット、パレオなど、タヒチや他の島の民芸品もずらり。耳に心地よく響くウクレレの音色を聞きながらお土産を探すのも楽しいものです。パペーテはアートの街としても有名。街のあちこちで、たくさんのクリエイターの作品を目にすることができます。
空の玄関口、ファアア国際空港にはたくさんの観光客が降り立ちます。パペーテの中心部でおすすめの観光スポットは、マラウ王妃の家、パオファイ公園、そしてカテドラル。再開発が終わったばかりの海沿いのエリアも外せません。特にバイエテ広場には夜になるとルロットと呼ばれる屋台が並び、タヒチアン・ミュージックを聞きながら地元の料理が楽しめるとあって、タヒチアンや観光客でどのテーブルもいっぱいです。夏の暑い日差しを浴びたあとは、ポリネシアの優しい夜風を浴びにぶらりと立ち寄ってみてはいかがですか。
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タヒチ、火山の島
花のような形のタヒチ島ですが、実はソシエテ諸島の中でも最も火山島らしい島。フレンチポリネシアのシンボル的存在であり、海外からの玄関口としての役割を果たしているタヒチは、壮大で豊かな自然が残る島でもあります。東海岸の黒砂のビーチや、ダイビングやサーフィンに絶好のポイントはもちろん、山岳地帯では登山や沢歩きがしたいという人も存分に楽しめます。タヒチ島はあたたかいおもてなしの島としても知られていますが、1年を通じて行われている様々なイベントやフェスティバルの際には、また違った雰囲気のタヒチを楽しむことができます。
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神秘の島ボラボラ
上質な旅をお望みならやっぱりボラボラ島。ボラボラ島は、ポリネシア流のライフスタイルにもとづく極上のおもてなしが人気を集める憧れのリゾート地です。ラグーンに建つ水上バンガローやプライベートヴィラなど、フレンチポリネシアの島々の中でも抜群の知名度を誇るボラボラ島は、ゆったりとくつろいでハネムーンを過ごすのにもぴったりです。
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空と海に抱かれるランギロア
タヒチから飛行機に乗ること1時間、天然の水族館が広がる美しい環礁に到着します。1,640km2のラグーンには、それぞれ全く違う海の表情が見られるダイビングスポットが10数カ所もあり、世界中からダイバーたちが集まってきます。ランギロアの海はとても豊か。他では絶対に見られない光景がダイバーを魅了しています。もちろんビーチも楽園という名にふさわしい美しさです。ランギロアのゆったりとした時の流れを感じながら、さらさらの砂が心地よいビーチに寝そべって過ごすのもおすすめ。なかには世界でも珍しいピンク色の砂のビーチもあり、まるで夢のような景色が広がります。
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マルケサス諸島だけの絶景を求めて
フレンチポリネシアの端に位置するマルケサス諸島。その景色は他の島々とはかなり異なり、みどころには事欠きません。ヒバ・オア島ではティキ像が迎えてくれ、タフアタ島には多くの手工芸作家が暮らしています。毎日の生活にちょっと潤いがほしいなと思う人にはファツヒバ島がおすすめ。ハナバベ渓谷やバージン湾の眺望に癒されること間違いなしです。
マルケサス諸島の現実離れした雰囲気は、さながら失われた楽園。訪れた人だけの記憶にとどめておくにはもったいない島々です。ポリネシアン・アートのゆりかごは、訪れる人をいつでも優しく迎え入れてくれます。
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地上の楽園
ポリネシアの文化と歴史は密接に結びついています。10世紀にもわたって外の世界と隔離されていたため、オーストロネシア人を祖先に持つ人々は独自のアイデンティティーを形成していきました。残念ながら、ヨーロッパ人たちの到来とともにその文明はほとんど消滅してしまいましたが、今でもわずかながら口伝えで伝承されています。
楽園の島々
バヌアツへはニューカレドニアから飛行機で2時間弱。珍しい景色を期待してやってきた旅人は、この国の火山島ならではの美しさに驚かされます。主要な島はエファテ、タンナ、アンブリムですが、バヌアツを構成している島の数はおよそ80にも上ります。島々には活火山や豊かな熱帯林が広がり、動植物の種類は数えきれないほど。世界でも指折りの美しさを誇るサンゴ礁も、手付かずのまま残されています。
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バヌアツの文化を訪ねて
先住民族の文化がしっかりと守られ、先祖代々の風習が受け継がれていることがこの国の大きな魅力。自然と調和した暮らしを営む優しい人々のあたたかいおもてなしを受けたら、きっと誰でもバヌアツが好きになります。海沿いの細い道へと分け入っていけばバヌアツの自然をたっぷりと満喫でき、自然を愛する人にとっては忘れられない旅の思い出が作れるところです。
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バヌアツの海を満喫する
バヌアツの海は、ダイビングや水上スポーツを愛する人にとって憧れの海。ラグジュアリー・ホテルでは、大物を狙いに行くフィッシングや離島を訪れるクルージングなども催行しています。
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何もしない贅沢
のんびりと何もしないで過ごしたい人にも、バヌアツの美しい砂浜は理想的。ターコイズ・ブルーの海を眺めながらビーチで過ごす時間は幸福そのものです。
©Vanuatu Tourism Office
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アール・ド・ヴィーヴル
バヌアツに来たら絶対に行ってほしいのが、エファテ島に位置する首都ポートビラで開かれるマルシェ。南国のフルーツや魚、伝統工芸品が所狭しと並ぶマルシェで、ぜひ地元の人と交流してみて。気さくな人々と触れ合えば、バヌアツ全体に漂う優しい雰囲気の理由が分かるはずです。
©Vanuatu Tourism Office
ようこそ南太平洋の王国へ
人口わずか12,000人、面積142km2。フランス領ウォリス・フツナはエデンの園かもしれません。火山性諸島であるウォリス・フツナは、外の世界とは全く違う進化を遂げてきました。この国で注目したいのはウベア、アロ、シガベの3つの王朝。これらの王朝はフランス本国からの承認を受け、今でも慣習的にではありますが首長国として存続しています。南太平洋に浮かぶ王国、ウォリス・フツナ。ここでは独自の進化を遂げた素晴らしい自然と人々との出会いがあなたを待っています。
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大切に守られてきた島々
ウォリス・フツナは観光地としての知名度はあまり高くありません。でも実は、ゆっくり滞在するのにぴったりの国。急激な観光化の波にさらされなかったことでその伝統や習慣を守り抜いた現地の人々は、独特のおもてなしで旅人を迎えてくれます。ウォリス・フツナでは、旅人もあっという間に「家族」の一員。この熱帯の島の素晴らしさを見てもらいたいと、親身になって案内してくれます。
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南太平洋の秘宝
ウォリス島はラグーン、さらにその周りをバリアリーフに囲まれた島です。のんびりした雰囲気の中、日は穏やかに暮れていきます。この島はダイバーにとっては穴場中の穴場。手付かずのまま残された海は、スキューバダイビングにもフリーダイビングにもぴったりです。さらにシーカヤックやウィンドサーフィン、それに遊覧飛行や竿釣り、網漁まで、海でのバカンスを満喫できること間違いなしです。
フィジーへ探検に出かけよう
333もの島からなるフィジー、人が住んでいるのはニューカレドニア近くに位置する100ほどの島々です。フィジーには多くのホテルがありますが、どのホテルでも充実したサービスやオプショナルツアーを用意し、積極的に観光客を受け入れています。フィジーを訪れる観光客の数は、なんと年間70万人。海辺でのんびり過ごしたり水上スポーツを楽しんだり、みんな思い思いのバカンスを楽しんでいます。
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豊かなアイデンティティー
フィジーの人々はポリネシアン、メラネシアン、中国系、ミクロネシアン、インド系と、実にバラエティー豊か。様々な文化が入り混じっています。フィジーといえば絶好のダイビングスポットとして有名ですが、ラグビーの強豪国としても世界中にその名をとどろかせています。
©Plantation Island Resort
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夢が現実になる場所
フィジーの人々は、今日1日を楽しく暮らすことを大切にし、南太平洋らしいインテリアを楽しんだり、ココナッツ・ツリーの砂浜でのんびり過ごしたり、シンプルに生きることを楽しんでいます。もちろん泳いだりサーフィンしたり潜ったり、時には太平洋にカヤックで漕ぎ出してみたりと、海で楽しむことも忘れません。フィジーはまさにオーシャン・リゾートなのです。
一方、内陸部に入れば火山性の大地が広がり、こちらもみどころはたくさん。ジャングル探検コースの看板も立っているので、細い道でも安心して歩くことができます。
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フィジーの文化に触れる
フィジー最大の島、ビティレブ島に位置する首都スバの街。ここには多文化のものしかないとがっかりしないで。街を歩けば植民地時代の建物とモダンなビルが混在し、郷土料理を味わえるお店もたくさんあります。特に、ライムでマリネした魚をココナッツの器に入れて食べるココンダというメニューは絶品です。